税のはなし〜知っているようで知らない税金の仕組み〜



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ぼくの確定申告物語

勤めていた会社を辞めたときのこと、税金なんてそれまでは全部会社がやっていてから何も知らないでいた。で、しばらく職に就かず、休んだり探していたりしていたら区役所から連絡が入った。確定申告してないので区民税を算定出来ない。出頭せよ。みたいな感じ。で、行ってみて、別に怒られるでもなく普通に必要書類を見せたら、これならば税務署に行ってくださいと言われた。
はぁと答えて管轄の税務署を教えてもらい行くことにした。
別に悪いことしてないし、意図的に遅らせたわけでもないからそれほど悪くはないんだけど、でも怖かったのは事実。で恐る恐る受け付けに聞くと、行くべきところを指示してくれた。相談員みたいな係なのかなあ。あ、あらかじめ電話で話していて、持参するべき資料とか書類も伝えられていた。

で机にすわって確定申告の概要説明を聞く。というか、これとこれを足して、これを引いて、割合を出して、もう一回引いて、それで国税を出す。という、とっても分かりやすいもの。本で読むよりスッキリ頭に入った。では作成してどこそこの窓口に提出してくださいといわれる。
窓口に行くと記載すべき様式書類を渡された。一瞬見て、あまりの項目の多さに辟易してしまった。
さっきの仕組みの時は、すっごく明解で流れが分かったのに、様式はなんか複雑で、さらに正副の二通を、今なら複写だけど当時は別に手書きでイヤになった。
ため息をついていると、季節外れの時期だったのか所員の方が来てくれて。チラリと見て、これこれこれと数ヶ所聞かれ、添付書類見せたら、なんとササよ書いてくれた。おおーと思っていたら、様式を半分に折って書き写す項目を左右にそろえ、そして写していっている。こうすると分かりやすいし早いよ、とか自慢していて、なる程と思う。びっくりだったのが折って項目をそろえるということで、だけど今は電算処理するんでダメかもしれないけどね。そのかわり複写機能がついたからいいか。

ともかくもそれ以来確定申告は自分で出しているけれど、はじめの時が案外いい思い出だったので、今でも苦ではないです。新たに未知の項目が出た年などは、すぐに税務署に聞けば明解に教えてくれる。あんまり敬遠すべきところでもないようですよ。

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