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公認会計士

“公認会計士”と言う言葉で思い出すのが、今から10年前の事。

私の知り合いのお姉さんで、従業員が100名ほど、そして年商が約25億と言う温泉ホテルを営んでいる“女将”がいるんですね。先代から受け継いでおり、かなり古い温泉ホテルで、かれこれ100年続いているそうなんですね。

以前までは結構流行っていたその温泉ホテル、でも、でも…、やっぱり世の中のこの不景気にどっぷりと浸かってしまったらしくって、アレコレ悩んだ結果、その“女将さん”藁をもすがる思いで、経費削減の専門家のドアを叩いたみたいなんですね。

先代の時代、その先代の晩年から既に悪化状態の温泉ホテルの経営状況、なにやらバブル期に旅館からホテル風に改築した際の借入れとその後の不況を真正面から受ける形。

そんな中で、その経費削減の専門家の方から、ある人を紹介して頂いたそうなんですね。その方が“公認会計士”の先生だったんですって!

その公認会計士の先生、お願いした後、その温泉ホテルで2泊ほどされて、まずはコチラの宿泊施設の“中味は…???”と言う事で、現地調査…。

この先生「宿代はきちんとお支払いしますから…!」と言われて2泊されたんですって!何とまあ料金を支払っての現地調査…、普通ならお宅の方で清算してよね!と言われるコト、覚悟していたらしくって、始めの方は“仏様”のような方…。と、その女将さんは思ったんですってね。

…ところが、その後、その公認会計士の先生の口から飛び出たのが…もう“苦言の嵐…!”

つまりは、たったの2泊しただけで、この先生の口からは“クレーム”が次から、次へと…!
女将さん曰く“たった2泊で鬼のようにクレームのつくホテルなら、客足も遠のくはずですよね…。”って。

それに昔からの仲居さんたちからは“なんですか、先代の顔に泥を塗るような真似をして…!”って睨まれてしまうし…ね。殆んど“プッツン状態…”

とにかくも、先生のご指摘の最初はコレ!ホテル内のカラオケパー!人件費の観点から指摘されちゃったんですね。事実、仲居で賄ってばかりで、出費の上乗せをしていたんですね。つまりは社員よりは“アルバイト”を雇う方が人件費の削減になるんですって!そればかりではなく、今まで…古風なイメージもいい…と思っていたのが逆に客足を遠のいている状況ですから仲居と言う社員からアルバイトに変えると言う事で雰囲気も若返っちゃうんですね。

だから、施設に若くて綺麗な女性が出入りしてくれるだけで、この世の中“口コミ”でも評判が広がる!と言う風に先生からの提案。

それに、食事にしても朝は“バイキング形式”これって、今までは団体のお客様でもお部屋に料理を持ち運び!でもこれがバイキング形式となると、それだけで人件費が10分の1に削減できますよ!との提案。これにはもう唖然としたらしいです、

その女将さん!今の時代、女性でも「バイキング特集」なんてあれば、真っ先にそちらに目が走っちゃいますものね。つまりは先代女将の存在が大き過ぎて“視野が狭くなっていた!”と言う訳だったんですね。

そして、いよいよ再出発!経営を圧迫していた“銀行の金利”低金利時代の昨今…、でも“不良債権”に成り下がっていたこの施設。

…で、この先生の口から出た言葉が“リスケジュール”

銀行さんに返済繰延にお願いする事!とにかく一刻も早く“黒字を見込めるか…???”と言う事がポイントになってきますから、すぐさま先生が“確実に黒字化できる再建計画”を作ってくれたんですって。

女将さんや板長さんや、それに仲居さんとも十分に話し合い、小さな事からコツコツと改善、多少の人員削減も致し方なし!そして漸くその交渉をやってくださる弁護士さんと公認会計士の先生との緊密の連絡で、銀行さんも“黒字認知”してくれたんだそうです。

プロでなければできない“業”次々に繰り越されていくコストダウンの一手を指されては黒に転換!

売上げと借入れが共に25億、年間で約1億6000万の金利負担、赤字が約1億と言うこの施設が、何とか借入金が半分の金額、そして金利負担も4500万ほどの減免になり、赤字をクリア、でもまだ借金は残ってはいましたけど、あれから10年経過した今、借金は全て完済!

しかも現在では結構女性客が多くって、何とか続けているみたいですね。

地元では中々の評判と言う!あれから更に、更に、コストダウンして言ったそうです。

“公認会計士”に相談してみて、今となっては大改革の時、だったんですね、あの10年前は…♪♪

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